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若手研究者育成の目的
若手研究者育成の対象


実施計画書の提出
・書式のダウンロード
・運営委員会での審議基準

新しい大学院教育

・文理融合型教育・研究システム
アート・リサーチセンターと文学研究科・情報理工学部・先端総合学術研究科の4機関の連携を強化し、文理融合型教育・研究システムを向上させている。また、 若手の研究支援と交流のため、情報系のポストドクトラルフェローを中心とした「研究交流会」を定期的に開催するなど、研究室の枠を越えた先輩のポスドク研究者の研究発表により、大学院在籍の大学院生にとってはよい刺激を与える。交流会の記録は冊子として作成・配布している。 また、大学院教育の新しい手法開発企画として日本芸術・文化の英語による教育(公開講義)を実施。 ・バーバーラ・リューシュ氏「Resurrecting the Lives of Women who Mattered」・アンドリュー・ガーストル氏「Chikamatsu and Kamigata Kabuki: Texts and Images」以上、計7回、この分野では世界的権威である二人の日本学研究者による公開講義が実現している。そのほか、本拠展の学内運営体制の確立と強化につとめており、成果公開・研究活用の活性化のための組織化が実現しつつある。そのため、大規模な成果・情報発信が可能となった。

従来型のスキルはもとより、新しいプロジェクト型教育システムを確立し、総合的リサーチマネージメント能力を持った学生を育成する。また、これまでの受身型教育とは一線を画し、自らが様々な分野でマネージメント能力を発揮し、かつ、海外のと交流の機会を増やし、英語能力はもちろん、発想力においても国際的に通用する世界レベルの研究者の育成を目指す。
新たなシステムを企画・研究・開発できる世界レベルの研究者の育成をめざしつつ、新しい領域開拓が出来る起業マインドをも持ち合わせた感性豊かな人材の育成を目指す。そのためには、史学専攻を中心としながらも他の人文系や理工系との分野を融合・共鳴させた領域横断型教育研究システムを実施し人文科学の中に広く様々な領域の優れた点を取り込みながら、実地研究に根ざした教育を行う。

具体的には、デジタルアーカイブ発信技術の開発に連動しうるコンテンツ研究能力の深化有形・無形、両面の文化財アーカイブ技術の習得と同時にIT技術にも熟練するようなコースの設置、京都と世界の様々な地域や都市との比較研究を推進し、国際的な研究感覚を身につけ、海外の日本学や京都学や京都研究者との頻繁な交流の実施、前述の教育を実施するために学内のデジタルアーカイブ環境やバーチャルリアリティ研究環境の整備を行うと同時に先端的な情報科学分野の教育体制の充実を図る。
リサーチオフィスとの連携により、人文系情報系の融合によって創出されるニュービジネスを発想できる起業精神を育て、地域や日本の活性化につなげられる人材を生み出していく。

 人文社会リサーチオフィス




・今後の拠点形成
1, 海外サテライト研究室の恒常的交流の継続
英国セインズベリー研究所など、学術協定に基づく海外日本学系研究所との間での院生の交換、恒常的な研究会の運営と教員の交流などの促進
2, 文理融合型教育・研究システムのさらなる強化
アート・リサーチセンターと文学研究科・情報理工学部、さらに先端総合学術研究科を加えた四者の連携強化
3, 京都アート・エンタテインメント・リサーチセンターの設置
文化芸術研究・応用的情報発信研究を進め、本学における文理融合型の大学院教育を担うアート・リサーチセンターの発展的組織の設置