2007年01月16日

●市川団十郎家

家の芸として「歌舞伎十八番」、「新歌舞伎十八番」がある。

歌舞伎十八番:
「不破」「鳴神」「暫」「不動」「象引」「勧進帳」「嫐」「助六」「押戻」「外郎売」「矢の根」「関羽」「七つ面」「毛抜」「解脱」「蛇柳」「鎌髭」

新歌舞伎十八番:
「蓮生物語」「腰越状」「紅葉狩」「鏡獅子」など

●<1>市川 団十郎

「父任侠の勇気を受て荒事といふ事の道を開けり。紅粉を以て遍身を塗、三升の鍔の大太刀、日の丸の小さき扇。其比の離狂言を時代狂言の続きに仕組、大あたりと手を打事、皆才牛より始れり。実に芸中の太祖と称すべし。さて世に賞する証物には五月の大太刀三升の鍔を本とし、一枚絵製法、蓬艾、唐錦の華紋に三升ある事、其名唐土に及べり。辺鄙の嬰児まで団十郎せよといへば、手を揚口を明ク事を知る」(『父の恩』享保15年)

2007年01月02日

●二代目市川団十郎の妾

二代目団十郎の晩年のゴシップ本に市川栢莚舎事録がある。
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2006年05月08日

●中村 七三郎<1>

・初春曽我狂言の定着

中村七三郎は、元禄期の江戸歌舞伎界に数多くの革新的なシステムを導入しました。初春狂言を曽我狂言に定着させたのもその一つの功績です。

2006年01月01日

●目次

1,市川家
2,中村勘三郎家
3,中村歌右衛門家
4,沢村家宗十郎家