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2007年10月26日

●GCOEの第6回火曜セミナーの発表

■ GCOEの第6回火曜セミナーの発表

・日時:2007年11月6日 18時~19時30分

・場所:アートリサーチセンター

 ・発表者:日本文化研究班 PD 李基星

・タイトル:近畿地方における水田稲作農耕開始期の様相(The Aspect of beginning of Rice agriculture in Kinki Area, Japan)

・内容:水田稲作農耕は東アジアの基層文化の一つである。西日本において水田稲作農耕は韓半島から伝播したもので、地域によってその登場時期は異なるが、縄文時代晩期からその証拠が確認される。水田稲作の考古学的証拠は直接的証拠(炭化米や水田など)と間接的証拠(石包丁などの農耕具と土器の籾痕)がある。そのなか、本発表では水田遺構を取り上げ、その出現期の分布、立地などを検討する。とりわけ、水田遺構の地理情報に基づき、稲作農耕の受容と展開の過程を明らかにしたい。

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