三人吉三巴白浪

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さんにんきちさともえのしらなみ


総合


歌舞伎

「月もおぼろに白魚の・・・・・・」の有名なせりふで知られる。現今では、お坊吉三、和尚吉三、お嬢吉三の三人が、庚申塚の前で義兄弟の契を結ぶのを発端として、百両の金がめぐりめぐること、和尚の妹おとせと十二郎との不倫の恋、その実の弟妹を、和尚が義兄弟の義理から殺す件から捕縛されるまでが、通し狂言として演ぜられる。 白浪作者河竹黙阿弥の代表作、安政七年(1860)におとなしい役ばかりやった岩井粂三郎(八世岩井半四郎)が、お嬢をやってアッといわせたという。十五世市村羽左衛門、六世尾上菊五郎のお嬢がすぐれていた。