閻魔十王

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えんまじゅうおう


画題

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解説

東洋画題綜覧

閻魔地獄の王である、地獄を掌るもの初め印度では閻魔だけであつたが、支那では、これが十王となつた、張美和の『群書拾唾』に曰く

釈氏所謂十王者。一曰秦広、二曰初江、三曰宋帝、四曰五官、五曰閻羅、六曰変成、七曰泰山、八曰平等、九曰都市、十曰転輪

と、これを描いたものに、京都嵯峨二尊院国宝十幅がある。なほ、じゅうおう「十王」参照。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)