虞美人草

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ぐびじんそう


画題

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解説

東洋画題綜覧

罌粟科の植物で、和名を『ひなげし』と呼び、総て罌粟より小さく、此の花、色美しく可憐で、項羽の寵妃虞美人の墓から生ひ出でたといふ伝説がある。

     虞美人草     曽南豊

咸陽宮殿三月紅、覇業己随灰燼滅、剛強必死仁義王、陰陵失道非天亡、英雄本学万人敵、何用屑々悲紅粧、三軍敢尽旌旗倒、玉帳佳人坐中老、香魂夜返剣光飛、青血化為原上草、芳心寂寞莫寒枝、旧曲聞来似斂眉、哀怨徘徊愁不語、恰如夜聴楚歌時、滔々逝水流今古、漢楚興亡両丘土、当年遺事久成空、慷慨尊前為誰舞。

虞美人草を描いたものは枚挙に遑もないが、近く土田麦僊好んで之を描き世に行はれてゐる。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)