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しゅん


画題

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解説

画題辞典

支那太古の帝王なり、初め農夫なりしが、孝子の名高かりしかば、帝尭に挙用せられて万機を統べ、遂に其の禅を受け帝となる、舜即ち都を蒲坂に定め、賢に任じ能を挙げ、国大に治まる、又禹を挙げて九州の水土を治せしむ、後世治をいうもの必ず堯と合せて、堯舜の治といい、又唐虞の世という、共に江戸時代に於て屡々狩野派画家の画材たり。

(『画題辞典』斎藤隆三)


東洋画題綜覧

支那古代の名君、の後を継ぎ天下を治め尭帝と並び称せらる。二十四孝の一人。

帝舜有虞氏、瞽瞍子也、父惑於後妻、愛少子象、常欲殺舜、舜尽孝悌之道、焏々乂不格姦、耕歴山民皆譲畔、漁雷沢人皆譲居、陶河浜器不苦窳、所居一年、成聚、二年成邑、三年成都、尭聞之聡明、挙於畎畝遂相尭摂政、四海之内、威戴舜功、弾五絃之琴、歌南風之詩、而天下治詩曰、「南風之薫兮、可以解吾民之愠兮、南風之時兮可以阜吾民之財兮、」時景星出、卿雲興、百工相和而歌曰、「慶雲爛兮、糺縵縵兮、日月光華、且復且兮」舜子商均不肖、乃薦禹於天、舜南巡狩崩於蒼梧之野、禹即位。  (十八史略)

帝舜虞氏を画けるもの、狩野の諸家に多く、又、菊池容斎には、中舜左右娥皇女英の三幅対あり、橋本雅邦にもその作がある。

にじゅうしこう「二十四孝」の項参照。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)