洞庭湖

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どうていこ


画題

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解説

東洋画題綜覧

支那湖南省の北部にある大湖で、長さ二十四里広さ約十二里、周回百二十里、支那第一の大湖でその名は古く山海経にも現はれてゐる、湖中に看竃山、石門山、明山、君山、などがあり、君山は最も著名で別名を湘山、湘君山、又は洞庭山と称し、巴陵県の西南湖口に近く位し、高さ二三千尺と云ひ、舜妃娥皇女英を祀る、湖の沿辺には名勝古跡少からず、岳陽楼は最も有名であり、古来詩歌文章に現はるゝもの枚畢に遑もない。

     過洞庭湖     許棠

驚波常不定、半日鬢堪斑、四顧疑無地、中流忽有山、鳥飛応畏堕、帆遠却如閑、漁父時相引、行歌浩渺間。

洞庭湖は瀟湘八景の一として画かるゝもの極めて多い。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)