正本

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しょうほん


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歌舞伎

(1)歌舞伎の脚本をいう。 江戸では台本または台帳ともいい、京阪では根本(ねほん)という。立作者が中心となり出来上った新作の稿本を、半紙横二つ折に横書したものを座元座頭内読し、修訂終われば半紙殺陣二つ折に縦書する。この縦本を普通正本と呼ぶ。体裁は一幕一冊で、内容及び書き方には方式が定められている。時代により多少の変化が見られる。正本は秘蔵されたので門外不出として、 一般には流布されなかった。 (2)各派浄瑠璃長唄の詞章の版本をいう。 太夫使用の原本と同じ正確な本で形式は流派で多少の差がある。