散切物

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ざんぎりもの


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歌舞伎

歌舞伎世話狂言の一種。 明治維新後、帯刀廃止と西洋文明の輸入で社会風俗は一新した。とくにチョン髷をおとしたザンギリ頭は、文明開化のシンボルとなった。この新風俗を背景にザンギリ頭の登場する新社会劇を散切物と呼んだ。 主として、河竹黙阿弥が、五世尾上菊五郎のために書いたものであったが、外面的な風俗や言語だけが新しく、作劇法と演出は旧態依然であったから、明治二十五年頃にはすたれてしまった。