伊達娘恋緋鹿子

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だてむすめこいのひがのこ


総合


歌舞伎

浄瑠璃、八段、世話物菅専助・若竹笛躬等合作。安永二年(1773)大阪北堀江座。 思う男に逢いたさから、放火の大罪を犯した八百屋お七の恋物語は、西鶴の「好色五人女」に書かれ、歌祭文にもうたわれたが、宝永五年(1708)中村座の「傾城嵐曽我」でお七を登場させて以来、歌舞伎、浄瑠璃にも多く扱われている。この作は「八百屋お七」(紀海音)。「潤色江戸紫」(為永太郎兵衛)等の改作である。今日上演される場は「人の見櫓」の段(櫓のお七)だけ。お七は吉三に宝剣を主君の許へ届けさせたいばかりに、火刑をもいとわずに、夜半に人の見櫓の半鐘を打ち、市中の間を開かせようとする。