消息

23 後土御門天皇宸翰女房奉書 一幅 (三一、六×八七、三)
本宸翰は、天台宗梶井門跡に対して、法脈相承の大事を説き、尭胤法親王が毘沙門堂の公承僧正のもとで相伝をうけるように促したものである。
本文書を収めた箱には、「後柏原天皇御宸筆御文」「毘沙門堂伝来」と墨書されており、また古筆了佐の極札にも「後柏原院御宸筆」とあるが、
筆跡・内容からみて後土御門天皇とするのが妥当であろう。
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