色紙

15 後西天皇宸翰時代不同歌合色紙貼交屏風(六曲一隻) (四六、〇×二七二、四)
一扇に二枚、合計十二枚の和歌色紙は貼られた屏風。色紙はタテ一七・二センチ、ヨコ一六・一センチ。
作者として第一扇から清慎公・崇徳院、平貞文・太宰大弐重家、源道済・左近中将公衡、友則・良暹法師、
伊勢・藤原清輔朝臣、中納言家持・権中納言国信の名がみられるが、すべて後西天皇の筆になるものである。
本色紙については、久曽神昇氏によってすでに紹介されており、これらの色紙は、もと色紙帖に貼られて、
百人一首色紙と同一箱に納められていたこと、元は一〇〇枚の色紙があったことが述べられている。
つまり本屏風の一二枚の色紙はその一部である。京都 毘沙門堂伝来。
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