色紙

14 後西天皇宸翰時代不同歌合色紙 一幅 (上一七、二×一六、一 下一七、三×一六、二)
後西天皇の筆になる時代不同歌合色紙二枚である。
上が僧正遍昭、下が前大僧正慈円の歌。次項で述べる久曽神昇氏によって紹介された色紙帖に貼られていたものの内、六番の左右に当たる。
上の遍昭のもは、『後撰和歌集』巻第二春中に収められており、後者の慈円の和歌は、慈円の歌集『拾玉集』第五に収められている。京都 毘沙門堂伝来。