四睡
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しすい
画題
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解説
画題辞典
在るもの皆睡に就き、天地静寂、禅界の妙悟証空の帰著を示せるものを図に表はしたるなり、豊干禅師及寒山拾得併に虎の四者の睡れるを画くを例とすれども、或は羅漢、侍童及龍虎の睡れるを写せるものなり、其他変態のものも少しとせず。
宋顔輝筆(山城龍光院所蔵)、
相阿弥筆(稲垣子爵所蔵)、
狩野雅樂之助筆(団琢磨氏所蔵)、
狩野探幽筆三幅対(前田候爵所蔵)
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
豊干禅師、虎と共に睡り、傍に寒山拾得また睡る図に題す、蓋し天地静寂、禅界の妙悟証空の帰着を示したもの、時に羅漢、侍童竜虎の四睡もある。
顔輝筆 山城韶光院蔵
相阿弥筆 稲垣子爵家蔵
狩野雅楽之助筆 団伊能氏蔵
松花堂筆 松本双軒庵旧蔵
芸阿弥筆 川崎男爵家旧蔵
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)