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あめ


画題

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解説

東洋画題綜覧

雨とは地上の水が日曝に遭ふて水蒸気となり上昇し高層に漲りやがて冷えて凝結し雲となり霧となり、これが大気の下層に達すると、気温の高いため再び上昇して水蒸気となるが水滴の多いのは其侭地上に降る、これが雨である、しと/\と草木に注ぐ春雨、沛然として盆を覆す夕立、はら/\と降つてまた歇む時雨、半ば凍つて降る氷雨、四時に応じて降り方も変り、時には怪雨と呼んで、雨滴の中に種々の物質を交へ為めに色が変つて降つたりする、血雨、泥雨などは火山灰の交つて降るもの穀雨、魚雨、蛙雨、蟻雨などは、竜巻によつて中天に捲上げられたものが、落下するものである。山水画には雨景山水として描かるゝもの極めて多い。その項参照(雨景山水)。

(『東洋画題綜覧』金井紫雲)