藤原麻呂

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ふじわらの まろ


画題

画像(Open)


解説

前賢故実

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遊吉野川作

友非干禄友(友は禄位を求める友ではない) 賓是飡霞賓(客は世俗を捨てた客である) 縦歌臨水智(川の畔で歌を詠みながら水の智を感じ取り) 長嘯楽山仁(山で口笛を吹きながら山の仁を楽しむ) 梁前招吟古(宮殿へ呼ばれて詩歌を吟じたのは昔のこと) 峡上簧声新(今は峡谷に笙の笛を吹く音が新しく響いている) 琴樽猶未極(琴や酒樽の楽しみはなお尽きない) 明月照河浜(皎々たる月が川の浜辺を照らしている)

(『前賢故実』)