藤原麻呂
ナビゲーションに移動
検索に移動
ふじわらの まろ
画題
画像(Open)
解説
前賢故実
遊吉野川作
友非干禄友(友は禄位を求める友ではない) 賓是飡霞賓(客は世俗を捨てた客である) 縦歌臨水智(川の畔で歌を詠みながら水の智を感じ取り) 長嘯楽山仁(山で口笛を吹きながら山の仁を楽しむ) 梁前招吟古(宮殿へ呼ばれて詩歌を吟じたのは昔のこと) 峡上簧声新(今は峡谷に笙の笛を吹く音が新しく響いている) 琴樽猶未極(琴や酒樽の楽しみはなお尽きない) 明月照河浜(皎々たる月が川の浜辺を照らしている)
(『前賢故実』)