菅原是善

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すがわらの これよし


画題

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解説

前賢故実

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清公の子。参議、從三位、刑部卿を務めた。文章博士でもあった。侍読として清和天皇に仕え、経典や史書について講読し、政務の補助をもしていた。都良香らとともに十巻の文徳実録を撰した。また、二十巻の東宮切韻、十巻の銀牓輪律、十巻の集韻律詩、七十巻の会分類集などを自ら撰していた。さらに十巻の家集を残した。

みちざね公内裏にて及だいし給ひける時、是善卿のきたのかたよみ給へるうた

ひさかたの 月のかつらも をるばかり 家の風をも ふかせてしがな

(『前賢故実』)