ちくがいいっし
竹林の中から、梅が一枝横はつてゐる処を画いたもの、これは蘇東坡の『和秦太虚梅花詩』の詩中
江頭千樹春欲闇、竹外一枝斜更好。
とあるのから出て、諸家に作が多いが、竹田にも名作があり、その自題に曰く
竹外一枝斜、坡翁道得好、更看夜深後、孤月来相照。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)
たけ「竹」の項を見よ。