福依売
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ふくよりめ
画題
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解説
前賢故実
薩摩国の民家の娘。両親は息子がなく、貧苦な生活を強いれていた。福依売は雇ひ人として働き両親を養い、二十年間努力していた。辺境に生まれて、田舎育ちであるにもかかわらず、生まれつき礼儀の心得があり、両親を敬い、怠けたことがなく、素晴らしい孝行が世間に認められていた。仁寿中、爵三級を賜り、村の入り口に彼女を表彰するための旌門を設置された。
(『前賢故実』)