烏芻沙摩明王
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うすしゃまみょうおう
画題
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解説
東洋画題綜覧
烏芻沙摩は密教明王部に属する神、故に烏芻沙摩明王といふ、翻訳名義集には『此云火頭此力士、観火性得道故以名也』といふ、故にこれを火頭金剛とも呼ぶ、或はまた穢跡金剛、不壊金剛、不浄金剛ともいふ、この神呪を持誦する者は、その功徳によつて、除病愛敬避難受福敵伏等の効験を得るとなし、密教ではこの神を祀る、これに祈願して生るゝ女子を変じて男子とすべき効験を得る供養を烏芻沙摩変成男子法といふ。 (仏教辞林)
これを画いたものに左の作がある。
伝鳥羽僧正筆 山城正法寺蔵
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)