つきにうさぎ
画題
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解説
画題辞典
月下兎のことば古く我が邦の童話にもあることゝて、その図も倭絵派に於て画かるゝ所多し。
春日基光筆(井上候爵所蔵)、土佐光起筆(井上侯爵所蔵)
(『画題辞典』斎藤隆三)
東洋画題綜覧
月に兎を配すること、種々の伝説や口碑などから来ている、月面に兎の姿を見るといふも古くからの言ならはしで、花鳥画としては時に木賊など添へて画かる。
本阿弥光悦筆 『月兎扇面』 九鬼男爵家旧蔵
その他極めて多い。
うさぎ「兎」の項参照。(月兎絵巻)
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)