じゅようこうしゅ
寿陽公主は宋の武帝の女、ある日含章殿の檐下に臥してゐると、梅花落ちて額上に五出の花と成り、之を排つても去らず、皇后之を留む、後人これを梅花粧と呼んだ。
宋武帝女寿陽公主人、日臥含章殿、檐下梅花落額上、成五出花払之不去、皇后留之、後人効為梅花粧。 (粧楼記)
『芥子園画伝』にこれが画像を載せてゐる。
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)