たちばなおおいらつめ
聖徳太子の王妃、太子薨去後、采女と共に天寿国曼荼羅を作らせ給ひしこと、曼荼羅の中に銘記してある。その曼荼羅成つて供養を営ませ給ふところ、吉村忠夫にその作がある。(第七回帝展出品)
(『東洋画題綜覧』金井紫雲)