B2.3 貴顕の美人.

作品名:「舞狂言興覧之図」「四季の内 夏」
絵師:貞信〈2〉
判型:大判/錦絵 3枚続
出版:明治16年(1883) 梅村為助
所蔵:立命館ARC(arcUP8166~8168)

東京では、明治10年代に入って、貴顕層を題材にした作品が周延らによって描かれるようになるが、それを大阪の貞信も取り入れた。東京の流行を貪欲に取り入れようとする二代貞信の姿勢が見て取れる。(a)