京響新練習場完成(217-2)
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京響新練習場完成 昭和31年、日本初の自治体オーケストラとして誕生した京都市交響楽団。北区出雲路にある京響練習場が総工費6億2000万円をかけ33年ぶりに改築されました。建物は地上2階、地下1階。延べ面積およそ1800平方メートル。中には大中小の練習室が7室のほか、ロビーや休憩室、それに楽器庫やライブラリーも備わっています。メインの合奏場は最新鋭のハイテク技術を駆使して、練習専用施設としては全国初の空調システムの消音化、可変式反響板などが設けられています。また2階には市民の方々がオーケストラの音作りの過程が見学できるギャラリーもあります。6月10日、京響主席指揮者・小林研一郎指揮による記念演奏会が行われました。多くの関係者が列席のなか、今川市長は「市民のオーケストラ京響、世界の京響を目指して大いに羽ばたいてほしい」と挨拶。これからの京響に期待したいものです。