市営交通開業70周年(174-4)

「京都ニュース 市営交通開業70周年 京都市広報課」 明治45年6月、京都市が路面電車の営業を始めて今年でちょうど70年。最初の営業区間は、烏丸線をはじめ合計7.7キロメートル。わが国初のチンチン電車として多くの人々に親しまれてきました。 環境音)次は九条大宮、九条大宮。お降りの方はお忘れ物ないよう... 昭和30年代には1日60万人の市民の足として大活躍。しかし、猛烈な自動車ラッシュと人口のドーナツ化現象によって乗客が減り続け、次第にその主役の座を譲り渡して行きました。きめ細かに張り巡らされた市バス路線は89系統454キロメートル。銀色に輝く車両。地下鉄烏丸線が市民の皆さんの期待をいっぱい受け走り出して、はや1年。京都駅から北大路駅までわずか13分、1日平均12万人の乗客を運んでいます。豊かで住みよい明日の街づくり。地下鉄の南進計画も着々と進んでいます。このほど、今川市長の立会いのもと、八条から十条までの地元住民の皆さんとの調印式が行われ、話し合いも前進。京都駅から竹田まで3.6キロメートル、60年開業の計画です。市民の足を守り続けて70年。今日も力強く前進を続けているのです。