京阪地下鉄工事スタート(156-4)

「京都ニュース 京阪地下化工事スタート 京都市広報課」 鴨川の堤防を走る京阪電車。四条、五条などの幹線道路と交差しています。電車が通る度に起こる、車の数珠繋ぎ。その数、1日およそ15万台。京阪地下化工事、いよいよ本格的にスタート。起工式で挨拶を述べる、舩橋市長。 スピーチ)京阪本線地下化事業は、この交通渋滞の解消と南北幹線道路整備を目的として、市民のための新しいまちづくりの重点施策として、取り組むものであります。 工事区間は京阪電車の国鉄東海道線交差部から三条通りまでの、2.8km。総工費およそ500億円。昭和59年度完成を目指しています。80年にわたって流れ続けた疏水に、今日も槌音高く工事が進んでいます。また、都市計画道路・鴨川東岸線もこの地下鉄の上に建設。南北に町を貫く、新しい京都の大動脈がここに出来上がります。千年の古都に、今、21世紀を目指して住みよい近代都市建設が着々と進んでいるのです。