すすむ都市施設づくり(155-4)

「京都ニュース すすむ都市施設づくり 京都市広報課」 みんなが快適に暮らせる街を目指して。京都市では、今、いろいろな都市施設づくりを進めています。22,000人の街、向島ニュータウン。いよいよ4月には、近鉄の駅もオープンします。そして、40,000人の街。洛西ニュータウン。緑に包まれた快適な住まいが、伏見区の向島と西京区の大枝大原野で、次第にニュータウンらしい姿を整えてきました。広々とした洛西に建設中の市立芸術大学。文化都市京都にふさわしい芸術の殿堂として生まれ変わろうとしています。増えるゴミに備えて伏見区石田に建設中の東部清掃工場。公害のない緑に包まれた公園のような工場が、54年度に完成するのです。その南隣では、山科盆地に住むみんなが待望の石田下水処理場も建設中。京都市では市民の皆さんに清潔で快適に暮らしていただくため、積極的に下水道の整備を進めています。五条通など8か所の踏切で交通混雑を招いている京阪電車。準備工事もほぼ終わって、国鉄東海道線から三条通北までの2.8キロで、いよいよ本格的な地下化工事に入ります。市民の新しい足、地下鉄烏丸線。完成へと工事は急ピッチ。56年には、北大路と京都駅の間、6.9キロを13、4分で結ぶ快適な地下鉄が走るのです。146万市民が暮らす京都。その京都の明日のために欠くことのできない、いろいろな都市施設づくりが今、着々と進んでいるのです。