福祉の風土づくり(149-2)
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「京都ニュース 福祉の風土づくり 京都市広報課」 住みよい街づくりを、みんなの力で。京都市では、誰もが利用しやすい建物をと呼び掛けています。市民の皆さんのご協力で、その成果も着々と実ってきました。先ごろ開かれた、視覚障害者の生活展。会場では、陶器作りやタイプライター、手芸品も展示されました。ハンディキャップを克服して、たくましく生きる自覚の日に。成人式での楽しいひと時です。京都市内で初めての共同作業所。ボランティアの協力や地域の人たちの善意に支えられ、今日もせっせと自立に向けて作業が続けられています。京都市身体障害者リハビリテーションセンター。6月オープンを目途に、いま急ピッチで整備が進められています。大都市としては初めての本格的なリハビリテーション施設です。治療と訓練が一貫して受けられます。あらゆる障害者の相談や判定を行う厚生相談所なども設けます。ハンディキャップを持つ人々にとって、街の構造や仕事場はまだまだ完全とはいえません。すべての市民が手をつなぎ、お互いに助け合ってみんながのびのびと豊かで幸せに暮らせる町。そんな京都にしたいものです。