京の夏(146-4)

「京都ニュース 京の夏 京都市広報課」 環境音)ヨーオ 揺らぐかがり火が、古都に夏の訪れを告げる。行水を済ませて浴衣に着替えたら花火をとせがむ子どもたち。今年も巡ってきた祇園祭。いつの頃か、母に抱かれて見た宵山の思い出が、また鮮やかに蘇る。水ようかんに葛饅頭。京都の夏を演出する冷たいおいしさ。それにつけても厳しい暑さ。山に囲まれた京都はうだるような毎日。水を求めるちびっ子で大賑わい。夕闇が迫る京の街には涼しさが訪れる。青少年科学センターの天体観望会。夜空の神秘に都会っ子たちの夢は広がる。土曜コンサートも、京の夏の風物詩。夏に負けないたくましい体と心を。京の夏はまだまだこれから。