清潔な近代都市づくり(京都の下水道)(120-6)

「清潔な 近代都市づくり」 銘板)京都市伏見処理場 このほど、伏見処理場が一部稼働開始。伏見の人たちが長い間待ち続けてきたトイレの水洗化も、もう間近です。このように京都市では近代都市として、健康で住みよい街づくりを目指して、下水道整備に全力投球。 4778(施設機器に刻印された番号) 総額450億円をかけた下水道整備五箇年計画。この計画にとって吉祥院、鳥羽、伏見などの下水処理施設の建設と相まって、下水管の幹線工事も今急ピッチ。 (工事の看板。「下水道工事中」以外判別不可能) 幹線に繋がれる枝線が、京の家並みを縫うようにきめ細かく敷かれてゆきます。この枝線が家庭からの排水をまず引き受けるのです。 (工事の看板及び町内の掲示板があるが判別不可能) でも、多額のお金をかけて下水道を布設した水洗地区でも、まだまだ汲み取り風景が見られます。市では水洗工事の貸付金や奨励金制度を設けて、各家庭が容易に水洗便所にできるようにしています。快適な暮らしをつくる下水道。一日も早く全世帯に普及するよう、建設工事は日夜休みなく続けられているのです。