びわ湖疏水着工100周年(193-4)
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「京都ニュース びわ湖疏水着工100周年 京都市広報課」 150万京都市民に命の水を送る琵琶湖疏水。着工以来、今年で100周年を迎えました。わたくしたちの毎日の暮らしに欠かせない水道の水をはじめ、疏水は限りない恵みを京都の街に運び続けています。工事が始められたのは明治18年。未熟な土木技術や数々の困難を乗り越え、5年後、第一疏水が完成。満々と水をたたえる琵琶湖と京都を結ぶこの疏水により水上輸送の便を開き、水力発電で産業を興し、飲料水や各種の用水を供給。明治45年完成した第二疏水と共に、京都再発展の原動力となりました。インクライン、そして疏水建設に力を注いだ田辺朔郎博士のブロンズ像。蹴上周辺は、明治の先人たちのエネルギーを今に伝えています。京都の誇り、琵琶湖疏水。9年後の平安建都1200年に向け、わたくしたちもこの明治の大事業に負けない素晴らしい記念事業を成し遂げようではありませんか。