―特集― 祇園まつり音頭
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「京都ニュース ―特集― 祇園まつり音頭」
コンチキチンと、鐘の音が五街(?)から流れ出すと、京の夏を代表する祇園祭が始まります。これは、その前奏曲、祇園東新地(?)の練り物です。14日の4時過ぎ、祇園を出発した行列は市役所前へ。享保20年のころから起こったと言われるこの行事は、1月から12月までの花にちなんだ艶やかなものです。いえー いえーいやぁー17日の山鉾巡行の日に至って、祭り気分は最高潮。今から千余年前、平安時代の初期、悪疫退散を祇園社に祈ったこの祭りは、今なお京都の誇りとして豪華絢爛に行われています。 あねさん 六角 蛸 錦 祇園ばやしが また、今年は祇園祭協賛会で祇園まつり音頭を選定。去る7、8、9の3日間、松竹座で島倉千代子ほかを招いてその発表会を行いました。 人波に揺れりゃ 賀茂の瀬音もうきうきと はあうきうきと ではここで、祇園まつり音頭の踊りを、振り付けのサカキバラチエコさんのお弟子さん方でご紹介いたしましょう。 あねさん 六角 蛸 錦 祇園ばやしがコンチキチン あ、コンコンチキチン コンチキチン 都大路に 人波に揺れりゃ 賀茂の瀬音もうきうきと はあうきうきと 夜風そよそよ 青すだれ 祇園ばやしがコンチキチン あ、コンコンチキチン コンチキチン 稚児によ似た 箱入り娘 ちらりよみやも屏風影 はあ屏風影 魔除け 厄除け 病除け 祇園ばやしがコンチキチン 今年の盆踊りは、京都情緒豊かなこの音頭で皆様もどうぞ。