市民の台所-中央卸売市場-(89-2)

「京都ニュース 市民の台所 ―中央卸売市場― 京都市広報課」今日は何にしようかしら。それにしても最近の物価高には頭が痛いようです。このお魚や野菜はどのようにして皆さんの食卓へ運ばれていくのでしょう。市民の台所、中央卸売市場。今年で40年になるこの市場は、市内と周辺を合わせて250万人の胃袋を受け持っています。 町中が寝静まった午前1時。産地から貨車やトラックでぞくぞく入荷。蛸も人参も長の旅でご苦労さん。こうして集められる魚・野菜は合わせて一日2300t。 ...(中央卸売市場の役割についての図) 金額にするとおよそ1億円にもなります。いきのいい競りで卸売から仲買へ。そしてみなさんお馴染みの魚屋さん八百屋さん。京都市はこのような取引が消費者本位に正しく行われ、新鮮で安いものを皆さんにお届けするように働きかけています。このために誕生した消費経済課。値段はちゃんと書いてありますか。目方は大丈夫。小売屋さんの店先にもパトロール。なんといっても財布を握っているのは奥様方。その奥様方にもっと勉強してもらおうと消費生活モニターの見学会。 こうして市民の消費生活を守る仕事は、奥様方の力強い後押しで進められているのです。