病気をなくそう(87-3)
「京都ニュース 病気をなくそう 京都市広報課」疎水の中で暴れるブルトーザー。転落したのではありません。ここ数年来、トビケラ、ヤナギムシが発生。疎水付近の人々の生活を脅かしていました。これを聞いた富井市長はさっそく水道局と衛生局にトビケラ退治を命じ、ブルトーザーの出動となったわけ。疎水の底ざらえをするのは70年ぶりということで。安住を貪っていたトビケラもブルトーザーと殺虫剤の両面作戦で簡単に敗退。トビケラに悩まされていた市民も、これで落ち着いて食事ができると大喜びでした。夏ともなれば、心配なのは日本脳炎の流行。昨年は京都市内でも90人が発病、53人が亡くなりました。今年はその流行期に先駆けて6月から予防接種を開始したところ、保健所や病院はお母さんに抱かれた赤ん坊からお年寄りまで痛いのを我慢してのこの風景。市民の健康を守る富井市政のもと、予防接種だけでは手ぬるいとヴィールスの運び屋・コガタアカイエカをやっつけることが先決。空から薬を撒いてのボウフラ退治を決行。この空からの薬は京都市が開発したもので、ボウフラだけを殺し他のものには害のない新薬。人殺しのボール爆弾ならぬ人の命を守る薬の爆撃は日本脳炎の発生をぐっと少なくすることでしょう。
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