都市建設すすむ(新山科浄水場、歩道新設、花園・山端立体交差)(86-3)

「京都ニュース 都市建設すすむ 新山科浄水場 歩道新設 花園・山端立体交差 京都市広報課」京の東・山科は昔の面影は消えて、人口は10年前のおよそ2倍となりました。ハイウェー、バイパスが通り住宅がビルが日ごとに増える山科。ところが、水が問題。山科には30年前の1万2000人分の給水しかできない浄水場があるだけ。今のところ、蹴上浄水場から給水してようやく間に合っています。これではならじと、水道局では勧修寺に新山科浄水場を作る計画を立て、早速工事に取り掛かりました。この新山科浄水場は15万t、32万人分以上の給水能力を持つもので、来年度中には一部給水できることになっています。新しい街づくりを進める一方、建設局では、交通事故をなくし安心して歩けるように、歩道のない道路に歩道をつける工事を市内7ヵ所で始めました。また、都市の動脈ともなる道路網の充実のため、各方面で工事が進められています。その1つ、左京区山端の修学院幡枝線と京福電鉄ならびに大原街道との立体交差も今年の秋開通を目指しています。これが開通すれば名神京都東インターチェンジ方面から国立京都国際会館を結ぶコースが完成。これで京都市の北部の発展が強められるとともに、市内の交通緩和にも役立つことでしょう。