青い空の見えるうちに 大気汚染調査(86-2)
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「京都ニュース 青い空のみえるうちに 大気汚染調査 京都市広報課」狭い道路にひしめき合うくるま、くるま、くるま。ここは京都市の中心、四条河原町。衛生局では、この車の排気ガスから働く人を守ろうと、お巡りさんや婦交さんに協力を願い、人の体に対しての影響調査を始めました。お巡りさんや婦交さんの血液検査や肺の働きなどを調べます。大阪・梅田交差点より汚れが多いという四条河原町で、車と戦う人々の体が心配です。工業都市大阪よりも汚れが激しいという京都。何とかしなければと、京都市では京大防災研究所とタイアップ。ヘリコプターでの気流調査をする一方、気球を使って上空の亜硫酸ガスの濃度や湿度、風向き、風速、空気の汚れを調べます。京都市の空は、地形が盆地になっているため汚れた空気が散りにくく、日増しにその汚れはひどくなっていきます。山麗しく水清いはずのこの京都。手遅れにならないうちにと思うのは誰しものこと。早急に根本的な対策が望まれます。