豊かな市民生活へ 着々とすすむ都市建設(山ノ内浄水場・食肉工場・宇治市民グランド・北部清掃工場・工業試験場・東山バイパス・鳥羽下水処理場)(85-3)
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「京都ニュース 豊かな市民生活へ -着々進む都市建設- 京都市広報課」人口140万の大都市、京都。今、市内の各所で、建設の槌音が高らかに鳴り響いています。その1つ、右京区山ノ内に、1日給水能力20万トン、市内最大の山ノ内浄水場がこのほど完成。徹底したオートメーション方式を採用、飲み水確保に威力を発揮します。南区吉祥院では、食肉工場の建設に着手しました。従来の屠畜場をより近代化し、能率的・衛生的に処理できる施設で、今年の10月に完成の予定です。野球場が6面取れる市民グラウンドが、宇治川河川敷で整地工事を完了。また、右京区梅ケ畑で、北部清掃工場の建設が進められています。ゴミ処理能力は、1日400トン。公害防止も完全です。鳥羽下水処理場の第4期拡張工事も、この3月に完成。この結果、市の下水処理能力は、1日43万人分から、一挙に71万人分に増えます。中小企業のための研究室として、工業試験場が開所しました。技術革新の時代にマッチした最新の試験設備を備えており、中小企業者が自由に利用できる開放実験室もあります。国道東山バイパスを五条通へ結ぶ、陸橋の工事も進んでいます。この工事を最終として、3月末には、東山バイパス全線が開通します。ダイナミックな建設。これは、市民生活をより豊かにするために、大きな役割を果たすものと期待されています。