勇気をもって市民みんなで(市民憲章)(70-2)

「京都ニュース 勇気をもって市民みんなで 京都市広報課」今年の市民憲章推進会議は、5月2日、京都会館会議場に市民の代表200人が集まって開かれ、市民憲章の推進方法などについて活発な討論が重ねられました。制定第9年目の今年はオリンピックの年でもあり、京都には特に多くの外人観光客の入洛が予想されるので、今年の市民憲章推進目標は、「美しいまちをきずきましょう」「旅行者をあたたかくむかえましょう」の2つに決まりました。 美しいまちをきずきましょう 旅行者をあたたかくむかえましょう 美しい風光、数多い文化財などに惹かれて、わたくしたちの京都には年間1300万人もの観光客が訪れています。また、日本の良さの残っている唯一の都市を味わいに、はるばる海を越えてやってくる外人観光客も年間20万人。市では外人観光客のためにガイド標識を新設しました。アルファベットと数字の組み合わせで、地図と見比べるだけで現在位置が分かります。外人観光客に話しかけられたときは、勇気をもって照れずに応対したいもの。親切にしてあげようという心は、きっと相手に通じることでしょう。京の良さを守る運動も始まりました。長い年月積み重ねられ磨き上げられた良い伝統、貴重な文化財、明媚な風光。この京の良さは、京都市民の大きな誇りです。1000年の歴史が今もなお生きているわたくしたちの京都。この京都の良さを守り、美しい街を築いて旅行者を温かく迎えること。これは市民1人ひとりの務めともいえましょう。