前進する市のしごと(69-6)

「京都ニュース 前進する市のしごと 京都市広報課」 市役所でも、4月には新しい職員が採用されました。 ...に徹するとともに、公務を民主的かつ能率的に運営すべき、責務を深く自覚し、市民の奉仕者として... 自由な学窓から出て、市民に奉仕する地方公務員としての生活が始まるのです。 ...市民の奉仕者として、誠実かつ公正に職務に従事することを誓います。 新しく採用された職員は、市職員としての基礎知識を身に付けるため、1ヶ月間、近代化が進められている市の仕事のあらましを勉強。近頃、市民生活の高度成長と複雑化に伴って、市役所の仕事は急激に増えています。これを、手際よく処理するのが市政管理近代化の課題です。市政事務の合理化の手段の1つに、電子計算機があります。多種多様の証書をカードに打ちかえるキーパンチャ。このリズムはこんにちのリズムであり、将来への大きな力となるのです。分類から組み合わせ、計算、そして印刷まで。全てを機械で処理します。今まで、100人で2ヶ月を要した統計事務も48時間で処理。非常に多くの労力と経費が節約されます。現在、市民税・固定資産税・国民健康保険などの仕事を手早く片付けていますが、さらに、京都市の将来計画を科学的に割り出すこともできるのがこの電子計算機です。市民に直接関係の深い区役所。その窓口事務も親切・正確・スピードをモットーとして窓口一元化が進められています。その一つ、中京区役所では、戸籍をはじめ、住民登録、配給などの受付事務が1つの窓口に集められました。7月に完成する朱雀支所の新庁舎には、ベルトコンベアシステムによるモデル窓口が誕生します。市の仕事は、市民生活と直接結ばれています。数多い職場で働く市の職員は、それぞれの職場で研修を繰り返し、常に市民の立場に立って、善意ある合理的な市民サービスを心がけているのです。