市電のニューフェイス 朝は連結・昼はワンマン(68-3)
市電のニューフェイス 朝は連結・昼はワンマン ―京都市広報課― 輸送力の増強と経営合理化の一石二鳥を狙った市電のニューフェイスが近くお目見えします。これは朝のラッシュ時には二両連結で運転。比較的乗客の少ない日中には一台ずつ切り離しワンマンカーとして走らせる我が国初めての連結・ワンマン兼用の市電です。連結器を切り離せば、乗務員は運転手一人だけのワンマンカー。乗客案内にはえいどめのマイクロホンは活躍します。乗車券を乗るときにいただくところが従来の市電とちょっと違っています。便利な釣銭機もありますが、なるべく乗る前に15円をご用意ください。次の停留場で降りる場合は、車内の柱に取り付けてあるボタンを押していただきます。乗り降りはワンマンバスと同様、前から乗って後ろから降りる一方通行です。2倍の乗客を捌ける連結市電の乗務員は運転手1人、車掌2人の合計3人。朝のラッシュ時に烏丸通を走る予定です。赤い帯で仕切られたアイボリーとコバルトブルーのスマートな新型市電は従来のグリーンの車体に混じり京の街に新しい色どりを添えることでしょう。