国際会館設計きまる(65-1)
-
-
「京都ニュース 国立国際会館設計きまる 京都市広報課」洛北・宝ヶ池に建設される国立国際会館の設計が決まりました。この会館は、世界第3の国際会議場となります。この設計は建設省が、設計コンクールとして一般から募集したもので、外国人も交えて195点の応募がありました。我が国建築界の権威や学識経験者、地元の高山市長ら11人のメンバーで構成される審査会が、慎重な審議を重ねた結果、最優秀作は東京の8人のグループの作品に決定。当選作は、6階建ての超近代的な中に、日本古代建築のムードも漂わせた独創的な設計です。大・中・小合わせて4つの会議場をはじめ、委員会室、各国代表の控室などの施設が手際よくまとめてあります。完成は昭和40年。これにより、京都市は、パリ、ニューヨークなどと並ぶ国際会議の中心地として発展が約束されています。