「京都ニュース 共同募金近づく」
これは東山二条の平安徳義会の乳児室です。親のないこの子ども達に暖かいねぐらを与えているこの施設の改修は、殆ど共同募金によって行われています。赤ちゃん一人ずつ、お湯を交換出来るこの入浴室、完備した乳児の寝室、太陽を燦々と浴びる日光浴室、非常の場合に乳児を安全に室外に運び出す非常はしご、簡単におしめを洗う電気洗濯機など、その一例です。けれどもまだ十分というにはほど遠いのが実情で、食堂などはご覧のとおり真っ暗で、衛生上からも危険視されています。年老いた園長は、是非早く改修するために、世間の皆様のご協力をお願いしたいと語っていました。