ごみと戦う(117-4)

「京都ニュース ごみと戦う 京都市広報課」
ゴミは毎年どんどん増え、ここ5年間で2倍にも増加しています。京都市では、近代設備の整った清掃工場を建設し、日夜ゴミと戦っています。京都の街をきれいにしたい、これは市民みんなの願いです。この願いを踏みにじるかのように、ゴミを空き地や川などに捨てる人が後を絶ちません。ゴミの不法投棄は市民の敵です。この敵を是が非でも、京都の街から追放したいもの。ゴミも変わりました。テレビ、洗濯機、コンクリート破片、プラスチック。大型化し、燃えないゴミが増えています。そこでこのほど、国の清掃法の改正に伴って、京都市の清掃条例も全面的に改正。変わったのは、商業や工業などの事業活動によって生じたゴミ、産業廃棄物は、事業者が自分自身の責任で処理しなければならないということです。しかし、事業者自身でゴミを処理するのが困難な中小企業については、市の方で処理します。南区上鳥羽塔ノ森の埋め立て地には、次から次へとゴミが持ち込まれています。ゴミは今後ますます増えることでしょう。このゴミの洪水に打ち勝とうと、市では伏見区横大路の南清掃工場に、焼却炉と粗大ゴミ破砕装置を建設中。このように京都市では、清掃局を先頭に、今日もゴミと戦っているのです。