道路を人間のものに~買物、散策、通学、遊ぎ道路、四条ひろば(109-2)
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「京都ニュース 道路を人間のものに 京都市広報課」
もともと道は人間のもの。暮らしに欠かせないものです。そこへ押し寄せてきた車。人間は歩くことすら危うくなってきました。「道を人間の手に取り返そう」、富井市長の呼びかけは、市民の皆さんの間に大きな反響を呼びました。伏見大手筋のお買い物道路。これをきっかけに続々誕生した車締め出しの道。京の良さは歩いてどうぞ。マイカー観光お断りの散策道路。東山・高台寺前の清水道、右京の嵯峨野などあちこちにできました。通学道路は市内45カ所に。これでお母さん方も一安心。お家の前の道が、こんなに面白い遊び場とは知らなかった。日曜日だけとはいえ、地元の皆さんの努力が実を結んだ遊戯道路。11月3日、18万人の人出で賑わった四条広場。今年の正月、京都のメインストリート四条通を人間に解放しようと富井市長が呼びかけ、それから11ヶ月、色々な障害はありましたが地元の人たちをはじめ多くの皆さんの努力でできたもの。市長に代わり舩橋職務代理の解放宣言。この広場の実現を、人間尊重の姿勢を進める上に役立てていきたい。どうぞ、一服しておくれやす。床机に野点傘、そして舞妓さん。京情緒もたっぷり。広場がオープンして30分後には、自動車排気ガスなし、一酸化炭素0ppm。僕の車はUターン禁止関係ないよ。歩行者天国は落書き天国にも早変わり。道とは何なのか、改めて考える機会を与えてくれた昼下がりでした。