京の夏~夏の風物詩、日脳対策(108-1)

「京都ニュース 京の夏 京都市広報課」
深淵のはやめ暮れゆく薪能(?)。夕闇が迫るとかがり火が入り、夜空に響く笛鼓。野外の舞台は、夜空に映えて、観衆を幽玄の世界に誘い込む。京都の夏は、この薪能で始まる。輝く太陽。おおいばりで立ちはだかる入道雲。1本1本丁寧に植え付ける手には、わたくしたち日本人の何千年の歴史が流れている。政府の減反政策もどうなったのやら。1年間の垢を落とす大掃除。叩けば埃が出るのは畳ばかりではありませんよ(?)。恐ろしい日本脳炎も、夏がシーズン。市衛生研究所の調査で、日本脳炎のヴィールスは豚の体の中でどんどん増えることが分かった。そこで京都市では、人間様より一足お先に豚の予防接種。全国で初めての試みである。市内1万頭の豚くんは、とんだ迷惑。さらに大事なことは予防接種。病気にかかりやすい65歳以上のお年寄りは、今年から摂取料を無料にしました。このほか、昨年に続いて小中学生の半額公費負担、夜間接種も続け、日本脳炎から市民の皆さんを守る努力を続けています。