A09若衆歌舞伎図貼込屏風

「若衆歌舞伎図貼込屏風」
English Commentary
絵師:未詳 形態:六曲屏風1隻
成立:江戸前期
資料番号:arcFS00-0002 所蔵:立命館ARC.

【解説】
 陰間茶屋と若衆歌舞伎の舞台を描いた図、6面を貼り込んだ屏風。歌舞伎の舞台としては、四人の若衆による群舞、松風・村雨の一場面、烏帽子を被る三人、鎧武者の茶屋遊びという4場面が描かれている。楽器として、三味線や胡弓が使われている。時代は特定できないが、同時代のものとは思えず、元禄期までには描かれた可能性がある。若衆歌舞伎の舞台面とすると、時代は下るとしても貴重である。(a.)