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1930年7月17日の前祭の山鉾巡行で、松原通から新町通を通り町内に帰る船鉾を映す。新町通仏光寺上ルに位置する船鉾は、新町仏光寺下ルの岩戸山を抜かさなければ、町内にたどり着けないため、船鉾は岩戸山町で岩戸山の横を通り抜けて追い越していた。そのため、岩戸山町での新町の道幅は少し広くなっている。この2基の行動は言い伝えによって知られていたが、それを実証する映像としてはこの資料のみで貴重な映像である。