3.3.2.5.歌舞伎レコード試聴コーナー

大正から昭和にかけて発売された歌舞伎レコードの音声をお聴きいただけます。レコード画像をクリックすると音声が流れます。
映画『国宝』に登場する演目の名場面を中心に、往年の名優たちの声と芸をご紹介します。あわせて、大正初期から昭和期にかけて発展していくレコード録音技術にもご注目ください。時代ごとに変化する音の質感から、当時の歌舞伎の空気を感じていただければ幸いです。
なお、ここでご紹介する演目については、本展「4. 映画『国宝』の歌舞伎演目」でも詳しくご紹介します。

『関の扉』

雪の逢坂山を舞台に、関兵衛と小町桜の精・墨染が華やかな舞踊を繰り広げる演目です。
本レコードでは、墨染が黒主を誘惑する場面を収録しています。
「どこから来た」「撞木町からきやんした」「なにしにきた」「逢いたさに」という、映画『国宝』にも登場した印象的な掛け合いにもご注目ください。

関の扉 レコード

『道成寺』

歌舞伎舞踊の代表作であり、長唄の名曲としても知られる華やかな演目です。
映画『国宝』では、主人公たちが挑む印象的な演目として登場しました。
本演目の特徴である、動きや色彩、音楽の変化に富んだ舞台の魅力を、ぜひ音声からお楽しみください。

道成寺 レコード

『曽根崎心中』

堂島新地の遊女・お初と、平野屋の手代・徳兵衛の悲恋を描いた近松門左衛門の名作です。
映画『国宝』でも注目された、縁の下に潜む徳兵衛に、お初が足で心中の覚悟を問いかける場面を収録しています。
「この上は徳さまも死なねばならぬ品なるが、死ぬる覚悟がききたい」というお初の切実な台詞にご注目ください。

曽根崎心中 レコード

arrow_upward